パーソナルチェックについての貿易用語解説。貿易実務の情報サイト 「らくらく貿易」。|パーソナルチェック 貿易用語集

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貿易用語集

公開日:2015.08.26  / 最終更新日:2017.10.23

ぱーそなるちぇっく・パーソナルチェック

Personal check
外為実務用語。
個人小切手のこと。

本来は個人の日常生活に利用する目的で、本人が金融機関に開設した当座預金の残高を、引き当てに振り出されるもの。

日本では目にする機会は少ないが、海外(特に米国)では日常的。小切手の金額、使用目的に制限はない。

外為では資金決済手段として、クリーン・ビルの一種に分類される。この場合、法人振出の小切手でもパーソナル・チェック扱いとなる。

ワンポイント
■有効期限に注意する
国によって異なるが、一般的に振出日から3か月程度が多い。この有効期限は、支払国の銀行に到着する時点であり、海外へ取立てる場合は2~3週間程度の期間が必要なことから、受け取り後は早めに銀行などに持込む必要がある。

■米国払いの小切手は、支払後でも取り消される場合もある
日本ではそんなことはないが、米国では一旦支払いがなされても、その小切手が偽造や変造されていると判明した場合は、たとえ支払後であっても支払いは取消され、受け取った資金返却しなければならない定めである。

この期間は米国の各州によって異なるが、1~3年であり、米国財務省発行の財務省小切手では最長4年と、想像以上に長いので注意する。

リスク回避のためには電信送金が望ましい。

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