被仕向送金についての貿易用語解説。貿易実務の情報サイト 「らくらく貿易」。|被仕向送金 貿易用語集

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貿易用語集

公開日:2015.07.02  / 最終更新日:2017.10.23

ひしむけそうきん・ヒシムケソウキン 被仕向送金

Inward remittances
貿易資金決済に関連した用語。

相手から自分に対して銀行経由で資金を受け取る場合、自分側からこの取引を見た場合を被仕向送金と呼ぶ。

外為実務では海外から国内に資金が到着する状態を指す場合が多い。

仕向送金を受取人側から見た場合の呼び名であり、仕組みは仕向送金と同じである。

ワンポイント:
海外からの入金指図が不完全な場合、海外の金融機関への照会文打電に変えて資金受取人が念書を金融機関に差し入れて、入金をしてもらう場合がある。

このやり方でほとんど問題は発生しないようだが、このような不完全な入金指図に基づく受取人口座への入金は、相手金融機関から送金の取消・組戻を求められた場合、返金に応じざるを得ないこととなる。

安易な念書入金は金融機関、受取人共に行わないスタンスが求められる。

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