貿易用語集
公開日:2011.06.21 / 最終更新日:2018.02.05
GATT General Agreement on Tariff and Trade
ガット
General Agreement on Tariff and Tradeの略。関税と貿易に関する一般協定のこと。(WTO 参照)
ワンポイント:
関税障壁や貿易制限などで国内産業保護の排他的・閉鎖的な政策により、世界の貿易振興の妨げとなり、第2次世界大戦も排他的なブロック経済が遠因との反省から、1948年に、自由貿易体制を国際間で取り決めることになり、国際協定GATTが発足。輸入数量規制の撤廃や関税引き下げなど「原則自由」の貿易体制の機能を果たしてきた。
1995年に法的根拠のある国際機関WTOの設立につながる。