デポコルレス銀行についての貿易用語解説。貿易実務の情報サイト 「らくらく貿易」。|デポコルレス銀行 貿易用語集

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貿易用語集

公開日:2015.08.27  / 最終更新日:2017.10.17

でぽこるれすぎんこう・デポコルレスギンコウ デポコルレス銀行

Depository correspondent bank
外為実務用語。

外国為替取引のため「コルレス契約」を結んだ、国外銀行(コルレス銀行)のうち、預金勘定をおいているコルレス銀行のこと。

コルレス先がデポコルレスの場合は、送金等での資金授受は、直接その預金勘定での入出金される。

ワンポイント:
海外送金などを金融機関に持ち込んだ場合にその金融機関の相手先金融機関がデポコルレス銀行の場合は、そのデポ(勘定口座)を使うことができるので、送金などが直接・正確・迅速に行えることになり、利用者のメリットは大きい。

一方金融機関にとっては、多くの金融機関とデポコルレス契約を持つのは、口座管理が複雑になること、口座として使う以上は、各口座に一定残高を置く必要があること、全体としての資金効率が悪化するなどのデメリットがあり常に悩ましい問題と言える。

結局、利用者としては事前にデポの有無を調べた上で、どこの金融機関がもっとよいかを決め、窓口におもむくべきだろう。

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