「チリから南米を攻める」チリのビジネス環境・将来性が紹介されている。
JETROサンティアゴ事務所堀之内所長の視点に注目したい。
(東商新聞 World Topics 2013/10/20)
チリ市場を足場に南米市場を攻めようとするビジネス展開が動き始めているようだ。
チリは、日本と2007年にEPAを締結しており、さらにTPPでのメンバーと密接な関係となっている。
チリというと銅鉱山などの鉱物資源を連想しがちだが、チリ産ワイン、サーモンは日常よく見かける。
これだけではなく、二国間の経済関係は想像以上に密接だと解説している。
開放経済政策で、チリは、世界60か国以上と自由貿易協定FTAや経済連携協定EPAを締結している。
このため、日本・欧米・韓国などから60以上のブランドの新車が輸入されているという。
日本車の販売シャアも27%を超えているという。
小売り・流通市場へも日本から食品(醤油やインスタントラーメン)やアパレルが浸透してきているという。
日本企業が南米ビジネス戦略を練る上で、ビジネス環境のよいチリに注目してほしいとアドバイスしている。
2013/10/29