シンガポール政府の外国人受入政策に変化が現れている。就労ビザの発給が厳しくなるのではないかと報告されている。就労ビザの問題が進出リスクとなりえるか。貿易実務の情報サイトらくらく貿易。 |就労ビザはシンガポールへの進出リスクか?

  • Twitter
  • facebook
  • LINE
検索
公開日:2013.03.27  / 最終更新日:2016.06.27

シンガポールへの進出リスクか?就労ビザ 

シンガポールを拠点としたビジネス展開を検討している企業は多い。
インフラ・税制面で外資進出にとって、シンガポールは魅力的だ。

ジェトロ・シンガポール事務所(椎野次長)の最新レポートに注目したい。
(東商新聞 2013-03-20)

シンガポールの総人口は、531万人。このうち、外国人はなんと202万人もいる。
パーセンテージにすると、38%も外国人が占めていることになる。
2030年には外国人比率が45%に拡大との見通しもあるようだ。

外国人の増加に対して国民から強い不満が出ているという。
不動産価格をはじめインフレ傾向、交通機関も混雑してきているなど。
政府施策へ公然と反対集会まで開かれているという。

政府の外国人受入政策に変化が現れているようだ。
今後、就労ビザの発給が厳しくなるのではないかと報告されている。
就労ビザの問題を進出リスクとして考えておく必要があるとアドバイスしている。

関連コラム:
ASEAN+6をシングルマーケットに【アジア市場】 2012/11/26

2013/03/27

市場を極めるの関連記事