海外展開を考えている経営者からよくあるご相談・・・
「海外展開をしたい。でも、どこから手をつけていいかわからない」
このようなご相談もよくあります・・・「まず、展示会に出展して可能性を探ってみたいが、どうか?」
よくあるパターンですが、経営判断する材料を洗い出す「初期調査」からはじめることが、先決であることを申し上げたいと思います。
ターゲットとする市場規模・ニーズなどだけでなく、輸入規制などの初期調査から始めましょう。
ざっくりでいいですが、自分の商品をターゲットとする市場に持ち込んで、「競争力があるか?」。
このざっくり試算をすることも、初期調査段階で経営判断すべきことだと思います。
ある程度可能性がありそうであれば、次のステップへ。
分析作業・ビジネスモデル作り・戦略を検討することになります。
販売戦略を検討する段階で、海外へ販売する場合の取引条件を煮詰めておくことも大事でしょう。
相手から「この条件で買いたい」と条件を提示されると、概して、自分に都合のよい条件ばかり、といったケースが多いものです。
そのようなことがないように、「売主としての取引リスクを少なくする準備」=自分に有利な条件を提示して、それから交渉するといった「先手、先手の販売戦略」(イニシアティブを持った販売戦略)が大事なのでは無いのではないでしょうか。
2012/09/24