定期船航路では、複数の船会社が運送需要に対応しています。
船会社間で不当な運賃競争を防ぎ、定期的な安定配船とするために、一種の国際カルテル(海運同盟)が認められています。
海運事業が貿易振興に寄与する公的事業であることと、船舶等多額な投資が必要な反面、不況の影響を受けやすい特殊性が考慮されているためでもあります。
ワンポイント:
米国議会では、海運同盟に対する独禁法適用除外制度の見直しが審議されているとの報道もあります。定期船航路では、複数の船会社が運送需要に対応しています。
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