日本の輸出入を支えているのは、コンテナ船や在来貨物船などの商業船舶です。
日本の商船隊は、1,896隻登録されていますが、日本籍の船はたったの99隻で、日本人船員は3,008人と構成比で5%しかおりません。
日本の商船隊を支える船員の95%は外国人船員に依存しているのです。フィリピン72%、中国5.5%、インド4.6%、韓国3.5%、インドネシア・ベトナム2%などアジアの国々の船員に大きく依存しているのです。
外国人船員に大きく依存していること、海難事故の多くは人的要因によることなどから、国土交通省がASEAN船員政策フォーラムを定期的に主催しており、船員の質の向上を目指しています。
国際海事機関(IMO)が設立母体である世界海事大学(WMU)の指導の下、地道な人材育成教育が行われています。
2006/3/31