世界の航空貨物予測 World Air Cargo Forecast (WACF) についてご紹介します。
米・ボーイング社が昨年10月の国際航空貨物フォーラムで発表した予測によると、今後の国際貿易はアジアを中心に活発化すると見込んでいます。
世界平均で年5%強もの成長が2031年までの20年間続くと試算しています。
なかでも中国・アジア発欧米・中東向け取引は、7-8%の高い成長率が見込まれています。
一方、日本発の航空貨物については、残念ながら低調な荷動きの数値が発表されています。
2012年の日本発貨物量は91万トン台と2009年以来3年ぶりに100万トンを割り込んだと報じられています。この影響もあり、日系フォワーダー各社へのアンケート調査によると、2013年はよくて横ばいとの予測となっています。
日本発も早くにプラスに転じることを願っています。
2013/01/21