原油価格がついに100ドル超えとなり、国際運賃が急騰、さらには世界的な鉄鋼需要増から、傭船料も高騰してきています。
このため、一度に多くの原料を運送することで、高騰しているコストを少しでも押さえ、効率的な輸送を目指す動きが報道されています。
特に、従来から大量輸送を行っている鉄鉱石の輸送では、更なる大型船舶(東京タワーがすっぽりと納まってしまうような全長340メーター、30万トンクラスの大型船)の導入が計画されています。
一方、ドイツの海運会社では、自然の風を利用して帆走することで、燃料の節約が出来る貨物船が計画されています。160メーターもの長さのタコを船首に取り付け、貿易風を受けることで、燃料の節約、さらには温室効果ガス削減効果も期待されているようです。
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