「強い経済の再生と成長を支える物流システムの構築」
最近、閣議決定された総合物流施策(2013年~2017年)のタイトルです。
アジア全体の物流の質を高めて、アジアの経済成長に貢献する方針が示されています。
海上輸送・航空輸送ともにハブ機能が中国・韓国に移動してしまっていることを考えると、遅ればせですが目指している方向性としては大歓迎だと思います。
この大綱にはこのような副題もついています。
~国内外でムリ・ムダ・ムラのない全体最適な物流の実現~
「全体最適な物流」とは何でしょうか?
物流業界ではよく使われる言葉ですが、いまひとつわかりづらいですね。
具体的にはどのような物流を意味しているのでしょうか?
「This is the best」といった物流はなく、商品ごとにさまざまな物流方法があると思います。
当然、物流効率とコストの観点は大事です。
さらに、サプライチェイン全体の運用方法も含めたさまざまな工夫も必要だと思います。
動植物などが環境の変化を敏感に読み取り、将来を見越しBetterな選択をしています。
物流構築についても同じように「先を読む力(さまざまな工夫)」が必要なのだと思います。
自分にあった物流を作っていくことが「全体最適な物流」なのだと思います。
関連サイト:
最適物流へのポイント 2010/12/27
2013/07/23