最近、TPPの陰に隠れてしまっているWTOドーハ・ラウンドですが、輸出入手続きの国際標準化も議論されています。
手続きのデータ化はだいぶ進んできましたが、書類はまだ各国バラバラ。
国際標準化により世界全体で4兆円近くもコスト削減との試算もあります。
日本も輸出入書類の国際標準化が大幅に遅れていると指摘されています。
お役所体制がまだまだ残っているよくあるケースです。
「申請書類にハンコがない」で手続きがストップ。
それも、会社印だけではだめ、代表者印も必要・・・
その結果、納期が遅れた、挙句の果てに超過保管料も請求された。
こんなことにならないように国際標準化の議論が進むことを願っています。
関連コラム:
ドーハ・ラウンド 2011/8/1
2013/05/06