TPPなどの通商交渉で関税率の交渉も大事ですが、関税分類の取り決めも重要です。関税分類とはHS番号のことです。|TPPなどの通商交渉では関税分類・HS番号も重要

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公開日:2013.05.01  / 最終更新日:2016.06.24

もう一つの通商交渉、関税分類の取り決めも重要

TPPなどの通商交渉で関税率のことがよく報道されています。
関税率の交渉も大事ですが、関税分類の取り決めも重要です。

関税分類とは、HS番号のことです。
世界の関税体系は、HS番号ごとに関税率が決められているからです。
そのためにどのHS番号が適用されるかのほうがより重要とも言えます。

半導体デバイスが異なるHS#と判定され課税されたEUでのケース:
本来、HS#8541(無税)のはずだが、HS#8535(スイッチ)と判定され、2.7%が課税された。
どのHS番号が適用されるかにより関税率が異なります。
 
貿易取引されるすべての商品が適正な品目分類となるようにHS品目表が5年毎に見直されています。
次の改定は2017年に行われますが、すでに税関当局の通商交渉が始まっています。

関連コラム:
関税率品目分類の変更 2007/4/3

2013/4/30

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