中国がWTO(世界貿易機関)加盟にあたって取決めた自動車および自動車部品の関税率が約束した税率まで下げられました。
自動車市場の開放は、WTO加盟交渉でもっとも難航した分野でしたが、先月7月から、完成車の輸入関税率が25%に、部品も10%まで引き下げられました。
関税引き下げで中国の国内自動車産業が大打撃を受けるという脅威論が盛んに議論されましたが、海外メーカーの現地生産も増え、乗用車生産台数は277万台に急増しています。(WTO加盟当時、70万台)
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