W/M Weight or Measureについての貿易用語解説。国際運賃の計算方法に関する物流用語です。情報サイト「らくらく貿易」。|W/M Weight or Measure 貿易用語集

  • Twitter
  • facebook
  • LINE
検索

W/M Weight or Measure

ウエイト オア メジャー
国際運賃の計算方法に関する物流用語。貨物の重量または容積のこと。

ワンポイント:
海上運賃・航空運賃の計算単位は、貨物の大きさ・重量によって異なります。容積は小さくても重量の重いもの、重量は軽いのに容積が大きいものなどさまざまです。このため、重量または容積、いずれか大きいほうを運賃計算の基礎にする運賃制度になっています。運賃見積りをする場合に貨物の重量・容積などの情報が必要となるのはこのためです。

White Countries

ホワイト国

輸出貿易管理用語。

輸出貿易管理令別表第3に掲げられている不拡散政策令遵守国をいう。キャッチオール規制の規制対象外となる地域。

輸出令別表第3に掲載されている国は以下現在26カ国(2020年10月現在)。

アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チェッコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ノルウエー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、アメリカ合衆国

参考用語:
貿易コンプライアンス

WEEE

WEEE指令
EUでの環境保護規制。
Directive on Waste Electrical and Electronic Equipmentの略。

電気・電子機器廃棄物の発生を抑制し、廃棄量を削減するため、製造者に、回収、リサイクル、再利用などのコストを負担を求めている。
(ROHS 参照)(ErP 参照)

Wassenaar Arrangement

ワッセナーアレンジメント
共産圏への輸出統制COCOMの終了に伴い、通常兵器の拡散防止と民生用途先端材料などが軍事転用されないように、全世界を対象とした輸出管理に関する国際的な申し合わせ。

正式名称:通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に関するワッセナーアレンジメント
The Wassenaar Arrangement on Export Controls for Conventional Arms and Dual-Use Goods and Technologies

関連用語:
COCOM

Washington Convention

ワシントン条約
希少野生動植物の国際取引を規制する条約がワシントンで締結されたので、ワシントン条約という。
正式には、絶滅のおそれのある希少野生動植物の国際取引規制条約CITES(=Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)

関連用語:
CITES

Warehouse Out

倉出し
貨物を保管倉庫から出庫すること。

Warehouse In

倉入れ
貨物を保管のために、倉庫に入庫すること。

WCO  World Customs Organization

世界税関機構
関税条約の作成や国際貿易の円滑化と安全を確保するため、国際基準策定などを行なっている機関。1952年、関税協力理事会として発足。本部:ブリュッセル。1964年、日本も加盟。

WTO  World Trade Organization

ダブルティーオー
世界貿易機関のこと。

ワンポイント:
第2次大戦後にスタートしたGATT協定を発展的に解消して、物の貿易だけでなく、サービス貿易(運輸・保険・金融など)や知的財産権などに対応するなど、正式な国際機関として、1995年にスタート。

以前のGATT加盟国は、自動的にWTO加盟国となり、GATT体制で締結された関税協定はWTO発足と同時に、WTO国際機関として物の貿易に関する協定として引き継がれました。
(GATT 参照)

With Average

単独海損担保
単独海損不担保に加え、海上輸送特有の危険(海水濡れ、荒天による荷崩れなど)による分損を填補する保険条件。
(Insurance Policy 参照)

Warehouse to warehouse clause

航海建て保険条件
他の損害保険(火災や自動車保険など)の場合、1年間といった期間建てですが、海上保険は原則として「輸出地A地点から輸入地B地点まで」を填補する保険条件。
(Insurance Policy 参照)