暦月渡しについての貿易用語解説。貿易実務の情報サイト 「らくらく貿易」。|暦月渡し 貿易用語集

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れきげつわたし・レキゲツワタシ 暦月渡し

Calendar month delivery
外為実務用語。
為替予約で使われる用語。

先物為替予約には「確定日渡し」と「期間渡し」がある。「暦月渡し」はこのうちの「期間渡し」の一類型。

「期間渡し」とは予め一定の期間を受渡期間と定め、その期間内であればいつでも(といっても金融機関の営業日が原則)、何度でも分割して為替予約を使える為替予約のこと。

通常は、「4月渡し」とか「7月渡し」といったカレンダーベースでの決めとなる。これはその月の1日から月末日までの期間であれば、銀行の休業日を除き、いつでも予約の実行が可能ということである。

ワンポイント:
「暦月渡し」で、為替予約を結ぶ場合の留意点を二つ。

・「確定日渡し」に比べ、使い勝手が良い分だけ、出来上がりのレートが良くならない。良くて同じレートなので、使う日が決定しているのであれば、その日を為替予約の実行日とする、「確定日渡し」の方がよい。

・為替予約の実行期間をどの程度広げられるか。通常は1か月程度であるが、2か月程度までは可能である。ただし適用相場は「確定日渡し」や「期間渡し」に比べ、悪くなるのが普通であり、「暦月渡し」を月ごとにずらして、締結したほうが良い結果となる事が多いので、実際の利用はほとんどない。

れしーぶどびーえる・レシーブドBL

Received BL
コンテナヤードで船会社が貨物を受領したことを証明する船荷証券のこと。

コンテナヤードで受け取ったことの証明であり、船積されたかどうかは明確でないため、銀行提出時には船積証明(On Board Notation)を追記した船荷証券が必要となる。
(BL 参照)