りふぁんど リファンド
外為実務用語。
Refund=本来は「払い戻し」の意味だが、外為では「資金返還」の意味合いが強い。
輸入者側からアンペイド(不渡り)の通知が来たので、買取銀行から輸出買取代金のリファンドを求められた。という具合に用いる。
輸出買取資金は買い取った金融機関の立替金であり、国内の融資代り金と同じ性質であるが、被仕向送金のように融資とは関係ないものでも、「リファンドを求められる」というように用いる。
ワンポイント:
リファンドに応じた場合に、付き物のように発生するのが、資金受領時からリファンドまでの金利負担である。
相手は当然のように、金利部分を上乗せして請求してくるが、リファンドが自らの責めによるものでなければ、金利支払いは拒絶するという姿勢も重要であり、過去、金利支払いまでは応じないという例も多くみられる。