日本経済の先行き
シナリオ 1:経済産業省が試算している最悪のシナリオ。。。
・サプライチェイン全体が海外移転といった「根こそぎ空洞化」
さらに、貿易赤字が定着
そして、
・経常収支も赤字となり、長期金利が上昇する
結果、
・インフレと急速な円安が同時進行で起こる
こうならないような智恵と対応を望みたいものです。
シナリオ 2:グローバル人材の教育
「世界同時多発危機が日本を襲う~欧州危機は対岸の火事ではない」、センセーショナルなタイトルに目が留まりました。
経営コンサルタント大前研一氏とジャーナリスト船橋洋一氏との対談、大変に興味ある記事です。(文芸春秋12月号)
欧州危機が世界に波及、連鎖する経済状態になった今こそ、人材なきサバイバルはない、グローバル人材戦略の時代になった、と指摘されています。
外国であろうとどこであろうと、世界に飛びだして行こうとするグローバル人材の教育が必要だが、残念ながら、世界で儲けりゃいいんだ、という「グローバル人材」が日本にはいないと指摘しています。
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