銀行員が銀行以外の活動をする。このイメージはどうでしょうか。
銀行員は多士済々です。音楽関係の小椋佳さん。ラグビーの宿澤広朗さん等はご記憶の片隅にあるのではと思います。
ような著名人でなくても、好きこそ物の上手なれとばかりに、多彩な活動を銀行員はしています。
思いつくままに挙げてみますと運動会系では、
野球(準硬式・硬式)、サッカー(フットサル)、テニス(硬式・ソフト)、ラグビー、水泳、弓道、剣道、合気道、ランニング、ハイキング等々。
文化系ではオーケストラ、合唱(男性、混声)、書道、茶道、華道、写真、囲碁、将棋、ボランティア活動等々。が浮かんできます。
これらの部活動の特色は、構成主体が現職の銀行員である。銀行から活動の公認を受けると同時に、活動場所の提供や、必要経費の一部を補助されている点です。現職銀行員がメンバーですと、活動時間は平日ならば夕方以降、それ以外は土日や休業日となります。
週1回の活動であれば早帰り日等に合わせての活動となります。場所はメンバーが集まりやすい所であれば、特定の部店がなる事もあります。本部秘書室なんてのも有りました。
弓道部などは弓道場を貸し切っての稽古です。野球部は銀行のグランドがあり、そこで練習も試合もしてました。私はもっぱら帰宅部だったので、5時からもう一丁という気持ちには、とてもなれませんでした。皆さんの熱心さには脱帽、脱帽でした。
また単に日々の活動だけでなく運動系文化系問わず、成果を発表できる場が設けられていました。特に運動会系はインターバンク競技会や試合が組まれており、結構メンバーだけでなく応援団も熱心なものがありました。また銀行以外との対抗戦もあり、代表的なところでは旧財閥系の、オール○○△△大会などが有りました。(○○には旧財閥名が、△△には競技名が入ります。)
皆さんの所もそうでしょうが、社内活動の一環としての部活は、メンバーの帰属意識が一元化されているという点で、学校の部活に類似した点が多く、多くの人が部活を何らかの形で、続けていました。
金融不況を受けて部活も多くが制限を受けていましたが、仕事を離れて好きなものに打ち込める場が有ると言うことは、大変に有難いものだとみんなよく話していました。今でも多くのサークルが健在で、その活動を続けているのが、その何よりの証だと思います。
2020/07/13