中央公論11月号が興味ある特集をしています。
「日本人最大のコンプレックス―英語の憂鬱」
各方面の方が投稿されていますが、気になったお二方をご紹介します。
まずは、NHKの「英語でしゃべらナイト」の元プロデューサー・丸山俊一氏です。
この番組の先生役だったタレント・パックンとの対談でこのように述べられています。
「日本人にとって英語は不思議な存在、憧れと同時にコンプレックスなんですね。
恥をかいてまでしゃべるのはちょっと、という感覚」
英語を考えるきっかけを与えてくれているように思います。
もうひとりは、世界で大活躍してきたゴルフの青木功プロです。
「何かやりたいことがあるならまずはやってみろ」とエッセイに書かれています。
世界ゴルフ殿堂入りまでした青木功プロは、英語が苦手で、「妻と友がいたから、ここまでやれた」「今の俺があるのは女房のおかげ、助け舟どころか軍艦」と内助の功に感謝されています。
しかし、「あくまでゴルフが主で、英語は従」との考えを貫かれてきたそうです。
英語ができるからゴルフが上手くなるわけではないとも言っています。
とかく、英語ができるようになってからと考えがちですね。
英語ができないからとしり込みしないことなのでしょう。
「相手と意気投合するような話題を持つこと」がポイントとアドバイスされています。
つまり、言葉よりも「コミュニケーション能力」が大事ということですね。
ビジネスにもあてはまると説いています。
示唆に富んだお二方の言葉に大いに共感しました。
関連コラム:
2050年の世界・・・ 2012/11/19
2013/10/21