マレーシアに進出している日系企業に対して現地日本人商工会議所とJETROクアランプール事務所が行ったアンケート調査結果が東商新聞(2012/12/20)に紹介されている。
マレーシアに進出している日系企業は、現在1,409社。内訳は、製造業52%(729社)と非製造業48%(680社)とほぼ同じ割合。
JETROクアランプール事務所の分析によると、製造業のうち40%強は、電気・電子関連。特に、主要家電メーカーの拠点工場があることから、関連産業の電子部品産業も多く進出してきている。
「政治が安定している」「語学力が高い」「インフラが充実している」、いずれも現地進出の日系企業がマレーシア市場の強み(投資の魅力)として挙げている。
しかし、「通信環境が悪い」との課題もあるようだ。特に、インターネット環境には「不満」と回答した企業が半数を超えているようだ。
課題もあるが、多くの魅力を持っているマレーシア市場の強みに注目だろう。
2013/01/15