外為法違反容疑で大手精密機器メーカー、ミツトヨが警視庁の捜索を受けたとのニュースが報じられています。
ヤマハ発動機のケースと同じく、経済産業省の輸出許可を得ずに、輸出規制に抵触する商品を輸出したことで、捜査を受けています。今回は、核開発転用可能な三次元測定機器を無許可輸出したためです。
違法輸出と認識していなかったと同社はコメントしていますが、日本企業の国際安全保障に対する認識の甘さが問われており、厳正な輸出管理が重要です。
関連コラム:
輸出規制、強化へ 2006/11/30
再度の外為法違反事件 2006/10/5
外為法違反事件 2006/1/30
2006/2/23