中国杭州市には世界文化遺産の西湖もある風光明媚なところです。杭州の現地法人責任者として赴任し、8年目となる私の第二の本拠、杭州について日本の書籍の中に現れるこの地を題材にコラムを書きます。貿易実務の情報サイト「らくらく貿易」|杭州は第二の本拠で世界文化遺産の西湖があります

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公開日:2012.04.02  / 最終更新日:2012.04.03

寄稿シリーズ:「書籍の中の杭州 はじめに」 2012/04/02

寄稿シリーズ:「書籍の中の杭州 はじめに」 著者:宮下江里子

大陸中国の華東地区、浙江省の省都・杭州をご存知でしょうか? 「上有天堂、下有蘇杭」

杭州は、中国内では古より「地の天堂(天国)」と称えられた歴史ある風光明媚な地です。けれど、つい先ごろまで対で語られる蘇州と比べ、日本での知名度はそれほど高くありませんでした。「蘇州夜曲」のような流行歌がなかったからかもしれません。

2011年に杭州の西湖- West Lake – がユネスコ世界文化遺産リストに登録され、東京大阪への航空直行便が飛び、最近は認知度も上がってきたようです。
しかし、実はそれ以前から、日本でも知る人ぞ知る土地ではありました。

私はベタな日本のオバさん、本業こそイマドキっぽいIT関連ですが、ニホンゴ以外にマトモに使える言語ナシ、和食大好き、弾ける楽器は細棹(小唄用)三味線、歌舞伎、文楽鑑賞が最大の娯楽でした。

そんな私が縁合って杭州の現地法人責任者として赴任し、異国に暮す内、カタコトながら言葉を解し、私以外は全員中国人の会社をジタバタしながら切り盛りし、この地の友人を得、気が付けば八年目を迎えます。

この度、コラムを執筆する機会をいただき、今は私の第二の本拠となった杭州を、故郷日本の方々にもっと知っていただけたらと、日本の書籍の中に表れるこの地を題材に、現在の風景と並べるかたちでお伝えしようと考えました。

コラムで紹介する本は、魅力的で読みやすいものを選びました。もし機会があれば、ぜひ原書も読み味わってください。そしてこれがきっかけとなり、実際に杭州にお越しくださる方が現れれば、本当に幸せに感じます。

2012 © 宮下江里子@杭州超海科技有限公司
(Hangzhou Chao-hi Co. Ltd.)

寄稿シリーズ:「書籍の中の杭州 その1」はこちら

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