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公開日:2013.12.24  / 最終更新日:2016.06.23

輸出コンプライアンスのルール見直しに注目

新聞各紙で賛否両論が展開されています。
「武器輸出三原則、緩和へ」

輸出コンプライアンスの点から注目したいと思います。

多くの産業資材が武器にも民生用にも使われています。
高機能樹脂や工作機械などは軍事用途にも転用することができます。

逆に、軍事・民生の共同開発も増えてきています。
自動車の追突防止装置やETCなどは軍事レーダー技術から生まれました。

武器そのものの輸出は、外為法(貿易管理令)で禁止されています。
民生品も軍事用途に転用できないようにコンプライアンス管理が行われています。

日本が優位に立つ技術で軍事・民生の共同開発がますます進むことでしょう。
しかし、違う目的への流用、第三国への迂回輸出などの違反事件も絶えません。

そのため国際環境に適した貿易管理のルールを明確化しようということのようです。
輸出コンプライアンスのルール見直しに注目です。

関連コラム:
輸出コンプライアンスもっと弾力的な運用を 2013/03/25

2013/12/24

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